タカラ産業株式会社について徹底解説!

『タカラ産業株式会社』ってどのような会社かご存知ですか?

過去3回トラックのアオリについて主要な部品・パーツについてサイズや免許について、といったトラックについて解説をしました。

私たちはトラックに関わる会社なのですが、今回は「具体的に何をしているのか?どんな特徴があるのか?タカラ産業株式会社の魅力は?」などについて徹底的に解説していきます!

 

タカラ産業株式会社とは?

私たちの会社『タカラ産業株式会社』は静岡県の富士市にある製造業で、主にトラックの部品を自社で開発・製造・販売しています。

なんと全国にある半数以上の普通トラックでなんらかの自社製品が使用されていると言われています。

主な製品はアオリバランサー、スペアタイヤキャリア、タカラポストB、タカラロックⅡの4種類です。どの製品にもタカラ産業のシールが貼ってあるので、トラックを見かけた際は探してみてください。

 

沿革

タカラ産業のスタートは「中央製機有限会社」という会社でした。

中央製機は1960年にスペアタイヤキャリアを製造するために創業し、その3年後の1963年に製品を販売する会社として「タカラ産業株式会社」が創業しました。その後、中央製機有限会社が株式会社になり、2010年にこの2社が合併し現在の『タカラ産業株式会社』となりました。

2013年にはインドネシアに「PT. TAKARA SANGYO INDONESIA」を設立し、海外展開を始めました。

2022年にはM&Aによる事業継承により影山グループにグループインしました。

 

特徴

タカラ産業は独自のノウハウと技術で製品を作り、設計から生産、販売と一貫生産体制を持つ部品メーカーです。下請けでは製品を製作する材料、設計図などを元請けから提示され製品を作ります。そのため、元請けの業績が悪化した場合に大きな影響を受けやすいです。タカラ産業は自社で完結した生産体制を持つことで臨機応変に対応でき、お客様のニーズにスピーディーに応えます。

また、タカラ産業はCSR活動に力を入れている会社です。
エコアクション21を2009年に取得し継続的に認証を取得しています。エコアクション21とは環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステムのことで、環境への取り組みを第三者が評価するものです。

また、富士市のユニバーサル就労推進事業認定協力企業でもあります。ユニバーサル就労とは様々な理由で働きづらい状態にある方を支援する仕組みで、タカラ産業は多くの方の就労を支える一員となっています。これらを行うことによって持続可能な社会の発展に貢献しています。

タカラ産業のもう一つの大きな特徴は改善活動です。個人で実施できる身の回りの事から、プロジェクト化する大きな案件まで、変化に恐れることなく、よりよく進化しているのは自社の強みです。

 

 

社内体制

タカラ産業には営業部、生産管理部、製造部、技術部、品質保証部、総務部があり、設計から製造、販売まで自社ですべてを行う一貫生産体制を築いています。製造現場ではプレス、溶接、塗装、組立を外注することなく行い無駄を最大限に省いています。

そのため、非常に高度なスキルで製品を作り安定した品質を保つことができます。

インドネシアの事業所「PT TAKARA SANGYO INDONESIA 」でも製品を製作・販売しています。急激に経済成長している東南アジアで物流を支えています。

 

製品案内

タカラ産業の主な製品は下記の4つです。

アオリバランサー

アオリ戸の開閉補助装置です。アオリと床枠に取り付ける装置で、重いアオリを圧縮スプリング(バネ)の反発力を利用して開閉時の負担を軽減することができます。

スペアタイヤキャリア

スペアタイヤの保持装置です。

シャフト差込口にハンドルを指して回すと、吊り板ツメ部にしっかりと設置されているタイヤが上がり、適正な締付がされた位置でスペアタイヤを保持しています。

タカラポストB

中間支柱は前後アオリを分割する用途で付けられます。通常用途でアオリのロックを解除すれば前後どちらかのアオリのみ開閉が可能となりますが、タカラポストBの特徴としては中間支柱を抜き差しすることなく、前後アオリを一枚として開閉でき、作業効率が良くなります。

タカラロックⅡ

タカラロックⅡとは、ウイングを閉じているときに、ウイングのバタつきを抑えるためにアオリと固定する装置です。

 

まとめ

今回は当社の「タカラ産業株式会社」について解説しました。

自社製品について詳しく知りたい方は製品案内をご覧ください。
また、タカラ産業はともに働く仲間を募集しております。会社説明会など順次行っておりますので、こちらからぜひお問い合わせください。

TEL、メールからのお問い合わせお待ちしております。

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